2人目の不妊治療にあたり、うまくタイミングが取れなかったりでなかなか妊娠に至らず、クリニックに通い始めてから約1年後、7回目の人工授精と2回目のシリンジ法を併用した周期に妊娠することができました。
そして現在、人工授精やシリンジ法による妊娠から無事に元気な男の子を出産し、すくすく育っています!
人工授精を7回実施した経緯とシリンジ法実践について
人工授精開始時には既に34歳だったため、7回も実施するのは回数としては多いと思います。
7回目まで突入したのには様々な理由があるのですが、主な理由としては、
- 人工授精1~5回目までは凍結精子使用だったため、凍結でない精子で試してみたかった
- 体外受精を実施する気持ちになるまでもう少し人工授精を試したかった
この2点です。
凍結精子による人工授精については、通常の精子よりも成績が悪いことが多く、我が家でも実際に成績は良くありませんでした。
(でも、凍結精子でなくても、そもそも精子の成績はあまりよくなったですが…)
人工授精7回目までの精子の成績(凍結精子も含む)については別途記事にまとめようと思います。
何度も人工授精を重ねても妊娠に至らなかったため、次第に焦る気持ちがうまれてきたとき、「シリンジ法」を知りました。
シリンジ法を実践するには夫に協力してもらわなければいけませんが、そもそもクリニックでの人工授精も行っているのに更に協力をお願いしなければいけないこともストレスでした。
しかし、1周期でも早く妊娠にたどりつくためには背に腹は代えられず、夫に協力を仰ぎ、なんとか合意!
人工授精7回目とシリンジ法2回目を併用した周期に妊娠することができました。
人工授精とシリンジ法の併用スケジュール
クリニックに通い人工授精の日にちが確定してから、前々日の夜と翌日の夜にシリンジ法を実施しました。
仮に15日を人工授精日として、表にすると以下のような感じです。
13日夜 | 自宅でシリンジ法実施 |
14日 | 何もなし |
15日午前中 | クリニックにて人工授精実施(hcg注射もあり) |
16日夜 | 自宅でシリンジ法実施 |
本当は13日と16日の夜ではなく、14日と16日の朝にシリンジ法を実施したかったのですが、朝から夫に採精をお願いするのはなかなか大変で、ここは私が折れました。
私の通っていたクリニックでは、人工授精当日にまだ排卵していない場合、同日にhcg注射も打ちます。
シリンジ法は危険?無事に出産できる?
人工授精は情報も多く、実践している方も多かったのですが、シリンジ法については情報が少なかったため、本当に無事に生まれてくるのか少なからず不安もありました。
私個人の経験ではありますが、妊娠が分かったのが2021年8月ごろで、2022年5月現在、無事に男の子を出産し、検診でも特に何かを指摘されることなく元気にすくすく育っています。
シリンジ法は自分ですべて道具を揃え実践する方法もあり、こちらのほうが費用的にはとても抑えて実践できるのですが、少しでも不安要素は減らしたかったので、私は専用のキットを購入して実践しました。
専用のキットを購入したほうが専門的な雰囲気を醸し出せるため、夫にも伝えやすかったという事情もあります。
それでもシリンジ法を試してみたいとなかなか伝えづらいこともあると思うので、私の夫への伝え方については別記事にまとめる予定です。
私の使用したシリンジ法キットと使い方
私はこのシリンジ法キットを購入しました。
同封されていたのは
- シリンジ
- 採精カップ
です。全部で 回分入っていました。
方法は簡単で実践したい時間に夫に採精カップに出してもらい、あとはクリニックで行う人工授精を自分で行う要領で注入して終了です。
私は少しでも妊娠の確率を高めたかったので、ジェルも併用しました。
まとめ
以上、人工授精とシリンジ法の併用についてまとめました。
もう少し詳しく書きたい部分については、改めて別記事を書いていきたいなと思います。
不妊治療中は本当に検索・検索・検索の毎日で、少しでも条件が近い方を見つけるために必死でした。
私の経緯や結果が少しでもお役に立てば嬉しいです。